宮崎市の不動産関連会社にて、パワハラで逮捕者が出たことでニュースになっています。
これだけハラスメントについて敏感になり、慎重になる会社が多い世の中でも、まだあるんですね。
逮捕された市原愛喜容疑者(53歳)の顔写真やFacebookは特定されているのか、
勤務先の会社とはどこなのか、調べてみました!!
市原愛喜が20代男性に暴行
2023年3月8日、市原愛喜容疑者が勤める宮崎市にある不動産関連会社にて、
20代の部下男性をうつ伏せにさせ、後頭部を踏みつけたり、頭を靴べらでたたいたり、
ほっぺたをスリッパで殴るなどの暴行をしたことで、傷害の疑いで逮捕された。
警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めている。
警察によると、会社内には複数の目撃者はいたが、誰も止めなかったとのこと。
市原愛喜とはどんな人物なのか
市原愛喜の顔写真は報道されていない
報道では、顔写真が出ていませんでした。
![](http://acl-2022.jp/wp-content/uploads/2023/04/No-Image-1024x1024.png)
傷害事件だと、なかなか顔写真はでないですね。
部下を暴行とのことなので、役職に就いており53歳という年齢から、課長や部長さんでしょうか。
それなりの立場があり、権限があったということでしょうが、
妻子持ちだとしてもおかしくない年齢です。
冷静に指導できない状況に置かれていたのでしょうか。
市原愛喜はFacebookをしているのか
![](https://acl-2022.jp/wp-content/uploads/2023/06/image-116.png)
珍しいお名前にも思えたので、特定できるかと思ったのですが、
登録さえされていないようでした。
過去に登録し、インスタなどに切り替えたタイミングで削除されたのかもしれませんね。
![](https://acl-2022.jp/wp-content/uploads/2023/06/image-117.png)
インスタやTwitterなどは特性が高く、お名前だけで検索しても
なかなか見つけることが難しいです。
市原愛喜の勤める会社はどこか
宮崎市にある不動産会社は、たくさんありますね。
![](https://acl-2022.jp/wp-content/uploads/2023/06/image-120.png)
報道では、社名までは出ませんでした。
不動産会社というだけでは、範囲が広すぎますね。
大手企業や個人経営など様々ですが、不動産会社の社員となると
高級取りというイメージの方も多いでしょう。
賃貸・分譲・店舗・土地など扱うものは会社にもよりますが、
高額な商品を扱うことには変わりません。
ノルマが厳しい会社もあるでしょう、
だからと言って、パワハラが行われることは許されることではありません。
会社の責任とは
会社内での暴力ということで、会社には確実に責任問題になります。
職場においてパワハラが発生した場合、会社が被害者に対して負う可能性のある責任は、法的に次の3つに分類されます。
まず、使用者責任は、報償責任に基づく考え方となります。これは、会社が労働者の行為によって利益を得る立場にある以上、労働者が行為をするうえで発生させた損失も受け入れるべきだという考え方です。
これに対して、会社の不法行為責任は、会社が自ら違法な行為を行った場合に発生するものです。
そして、債務不履行責任は、雇用契約における職場環境配慮義務に違反した場合に生じることが考えられます。
会社は雇用契約に付随する義務として、労働者に安全で快適な職場環境を提供する義務(職場環境配慮義務)を負っていますが、パワハラが行われるような職場は安全・快適な環境とはいえません。つまり、会社として、労働者に対し、職場環境配慮義務を果たしていないと考えられるため、債務不履行責任が問われる可能性があります。
https://xn--alg-li9dki71toh.com/column/power-harassment-responsibility/
パワハラ防止法と呼ばれるものも制定されており、
これまで、どれだけの問題が起こっていたのか、会社はパワハラにどれだけ注意を払うべきか
至る所で呼びかけられています。
令和の時代にパワハラで傷害罪の逮捕は、会社の管理責任をかなり追及されるでしょう。
損害賠償からは逃れられませんし、労基の調査などもあり得るでしょう。
社内の目撃者は何もしなかったが責任は問われない
怪我をする前に誰かが行動していたら、という意見もあるでしょう。
ただ、役職者が若い男性に暴行をしているのを目撃したとして、
その状況が怖すぎて、何もできない人がほとんどでしょう。
日常的にパワハラ行為が行われていたとしても、被害者が1人だけかもわかりません。
今回怪我をしたのは1名と報道ですが、外傷を負っていないだけで
他にも被害を受けていた人がいるかもしれません。
被害を受けていなくても、目撃していた人たちも精神的な負担があったでしょう。
口外することで、標的が自分になるのではないか、と心配してしまうのは悪いことではありません。
会社という組織にいると、保身を考えるものです。
家族を養っていたり、自分の生活のために働いているのですから。
ただ、どうして怪我をするほど追い込む必要があったのでしょうか。
立場によって考えも様々でしょうが、安心して働ける環境が増えることを、
または、良くない空間から逃げられる世の中であってほしいとは思います。
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