メンズコンセプトカフェに高校1年生を深夜に入店させたことで
風営法違反として店長の大石涼太容疑者が逮捕されました。
しかも女子高生相手に請求したのは80万円以上!社会人でも高額なのに・・・
まだ25歳で店長をしていた大石涼太がどんな人なのか、
風営法やメンズコンセプトカフェとは、どんなものか調べました!
コンカフェに女子高生を入店させ高額請求
東京・新宿歌舞伎町のメンズコンセプトカフェ「BAR META」の店長・大石涼太容疑者(25)が
今年1月と2月に16歳の女子高校生を店に立ち入らせたとして逮捕された。
女子高校生は店でシャンパンなどを注文し、1本40万円のシャンパンなどを頼むこととなり、
2回の来店であわせて85万円ほどの請求をされていた。
25万円を支払ったうえで、さらに約60万円ほどの売掛金を抱えており、
女子高校生は「払えないと実家に詰めていくと言われた。パパ活で返すつもりだった」などと話しており、
売掛金を払うために、男性と食事をしてカネを稼ぐ“パパ活”をしていたところを補導され、
一連の事件が発覚した。
大石涼太とはどんな人物なのか
大石涼太の顔写真
報道での写真は、明るい髪色ではありますが、綺麗な顔立ちの印象です。
お店のTikTokにて、大石容疑者の顔がはっきりとわかるものがありました!
メイクしており、連行されている写真とは雰囲気が全く異なります。
また、お店では玲桜という名前で働いていたようです。
大石涼太のSNS特定
本名でのFacebookやTwitterは特定できませんでしたが、
源氏名でのTwitterがありました!
ポツポツと単語を呟いており、写真さえあまり載せていませんでした。
あまりコメントなどもされておらず、Twitterは駆使していなかったようです。
最新の更新は、1ヶ月程前でした。
コンカフェでプライドを持って働いていたようですが、
風営法違反での逮捕は、大変残念です。
大石涼太が店長をしていたお店とは
お店のHPがあり、店内の写真やメニュー表がありました。
店内は家具が黒っぽいものとなっており、照明もとても暗いようです。
そして、セット料金はコンカフェとしては、妥当の値段設定のようです。
シャンパンは安価なものから高額なものまで揃えているようですが、
報道では、このメニューに記載されていない、さらに高額なシャンパンがあり、
それを女子高生に提供していたようです。
店名はBARとし、コンカフェと呼んでいるが・・・
そもそもコンカフェってなんなのでしょう。
メンズコンセプトカフェとは
コンセプトカフェを略した、コンカフェと呼ばれており、
代表的なものとして「メイドカフェ」があります。
お店自体に世界観設定し、接客や衣装でコンセプトに沿ったサービスを提供します。
コンセプトに沿っているカフェではありますが、一緒に写真撮影したり、触れ合うこともあるようです。
メンズコンカフェの種類としては、執事・メガネスーツ・学園系などが代表的なようです。
ホストクラブとの違い
ホストクラブとメンズコンカフェの違いは、料金と接客方法のようです。
メンズコンカフェはホストクラブより料金設定が安く、ホストクラブのようにお客の横には座りません。
カウンター越しなどが一般的のようです。
大石涼太容疑者の勤務していたお店は、カウンター越しではなく
ソファに座るタイプのような店内なので、隣に座っていたかもしれませんが・・・
そうなると、ホストクラブとの違いがわからなくなってしまいますね。
風営法とは
風営法とは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」のことです。
風俗営業などによりお店の周辺環境や子供の健全な育成に悪影響を及ぼさないよう、
一定のルールを定めている法律です。
風営法違反として代表的なものが下記の6つです。
- 無許可での営業
- 夜0時以降の営業
- 客引きやつきまとい行為
- 店内が暗すぎる
- 18歳未満の者に客を接待させる
- 18歳未満の者を22時以降に入店させること
今回は、18歳未満の16歳を22時以降に店内に入れたこと、飲酒させたことで逮捕となりました。
風営法に違反した場合
風営法に違反すると、行政処分と刑事処分に問われます。
行政処分では、営業許可の取消し、営業停止命令、営業廃止命令、などの
営業及び営業許可に関わる処分です。
刑事処分では、悪質性の高い行為をした者に対して懲役刑や罰金刑などの刑罰を科す処分です。
また、処分されるのは、風営法上の経営者です。
風営法上の経営者とは、名義上の経営者ではなく、経営実態を捜査し判断されます。
ただ、今回は未成年に飲酒をさせたとのことなので20歳未満の者の飲酒防止に関する法律にもあたります。
20歳未満の者の飲酒防止に関する法律とは
以前は未成年者飲酒禁止法でしたが、成人年齢が変更され、名称が変わりました。
もちろん、20歳未満の人が飲酒するのを禁止する法律ですが、
提供者や20未満の者の監督者も罰せられます。
今回の事件で言うと、酒類を扱う販売業者や飲食業者は、20歳未満の者が飲むことを知りながら
酒類を販売・提供してはならないこととされており、
違反した場合は50万円以下の罰金が課される。
さらに、酒類を扱う販売業者や飲食業者は、20歳未満の者の飲酒防止に資するため、
年齢確認等の必要な措置を講ずることが定められています。
供述では、年齢確認が曖昧になっていた、との発言がありました。
確かに今時の若者は大人っぽいです。
しかし高校1年生がどれだけメイクをしていても、成人にしか見えない!とは思いませんよね。
きちんと風営法を守っているお店であれば、どうみても成人という相手にも年齢確認しているほどです。
最低限の線引きは大事ですね。
夜のお店のイメージ
恐ろしいというか、少し呆れる事件ですね。
深夜にお店に行ってしまう女子高生は、もう少し危機感を持って欲しかったし、
お店側としては、印象が悪いと感じました。
明らかに若く見える人に高額シャンパンを・・・
夜のお店では、普通なのかもしれませんが一般人には到底理解ができません。
こういったお店の報道が出ることで、夜のお店のイメージが悪くなってしまうのは残念です。
きちんと法律を守り、エンターテイメントとして真面目に営業しているお店もあるので、
夜のお店が一概に悪いとは思いませんが、少し不安になりますね。
せっかくの風営法があるので、違反するお店がなくなることを願います。
また、女子高生が高額を稼げてしまう、パパ活にも疑問が残ります。
今時の事件と言えるのでしょうが、一人の大人として悲しくなります。
女子高生の憧れバイトはマックでしょ!!
という、昭和生まれ全開の発言をしたくなりますが、若者にも優しい社会であって欲しいです。